微熱の行方
ちゃんと上手に笑えていたのかな
お別れの言葉がずっと響いてる
君の熱を思い出し
もう見えなくなった流星
今も探し続けている
恋焦がれても 触れられないのなら
微かに残る 痛みを想い今日を凌ごう
伝えたかった 忘れることなんて
できない できない 消えやしないんだ
ただ一つの煌めきだけは
ちゃんと上手に生きるって難しい
泥にまみれた靴だって捨てられない
例えばあんなにも美しい
夕日に向かう鳥たち
届かないと知っていても
暗闇の中 手探りでつないだ
指と指の感覚を頼り今日を凌ごう
「大丈夫だよ」その声の響きに
何度も何度も救われてきたんだ
ただ一つの煌めきだけに
吐き出した言葉 宙に浮いたままで
手繰り寄せたら こんなにも
「さよなら」なんて 誰にでもあるようなことが
いつまでも消えない
恋焦がれても 触れられないのなら
せめて君の形を想い瞳 閉じよう
いついつまでも 忘れることなんて
できない できない 消えやしないんだ
ただ一つの煌めきだけは