もう1度 もう1度
あの時間が訪れはしないかな
もう2度と もう2度と
あの日を繰り返すことはないから
もしもまた もしもまた
あの場所じゃなくあの日があるならば
どうしても どうしても
伝え忘れたことを伝えたいんだ
電車も空港も何もない
シャッターの閉じた暗い商店街
僕らの休日を彩るのは
自然に飽和する人の声だけ
それだけじゃつまらないと茶化してきたのは
星の存在をビルで隠し過ごす人間
なによりも人生の始まりはそもそも
何もなかったなんてことも気づきはしないで
もう1度 もう1度
あの時間が訪れはしないかな
もう2度と もう2度と
あの日を繰り返すことはないから
もしもまた もしもまた
あの場所じゃなくあの日があるならば
どうしても どうしても
伝え忘れたことを伝えたいんだ
チャリさえあればどこまでも行けた
時間に終わりはないと思ってた
あの日はここを出たいと溢してた
今じゃあの日をまた思い出してた
ほろ苦い煙に包まれて
それを吸い込む自然もなくて
潮の香りは夢のまた夢
次会うときは光を渡すね
もう1度 もう1度
僕と呼吸を重ねてみないかい
あの日から あの日から
ため息は世界に別れを告げた
もしもまた もしもまた
あの場所じゃなくあの日があるのなら
どうしても どうしても
あの日のように抱きしめたいんだ