風のたより
久しぶり君から屆いた手紙
潮の香りがしたよ
幸せに暮らして生活を守り
時をなぞっているね
雨が降れば傘の中で幼い子を抱いて
濡れぬように身體ごと抱き締めているのか
晴れた日にはベランダから眠る子揺らしながら
過ぎ去った陽炎を眺めているのですか
久しぶり君から屆いた手紙
潮の香りがしたよ
繰り返す日々に何か見つけ
僕を想い続けてる
人は一人生きてゆくとつぶやいていた君は
夕凪の海に向かい叫んでいて欲しいよ
東から西へ南から北へ
久しぶり君から屆いた手紙
潮の香りがしたよ
繰り返す日々に何か見つけ
僕を想い続けてる
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