オレンジの背景の赤い靜物

焦油的氣味嗆人
タールの匂いにむせて
香煙尾部的濾嘴
そこにあるのはタバコのフィルター
潛藏在日常中的反差
日常の中に潛む対照(コントラスト)
是我所棲息的高樓與藍天的對比
僕の棲むビルと青い空の対比
欺瞞著喪失了的距離感的風景
かすめてった遠近感をなくした青が僕の脳裏を
即是天藍在我腦中拉響的警鈴
警鐘(サイレン)を鳴らすのは風景
逼近胸口如同悲鳴般的風聲
胸に迫るのは悲鳴のような微かな風音
終末沉寂的背景
Bitter End 沈みゆく背景
紋絲不動的太陽只有黃昏別無一物
動かない陽は斜陽以外の何ものでもない
醒來的早晨彷如變成禿鷹
目覚めの朝僕の體はコンドルに
俯視著我所棲息的火柴盒
僕の棲むビルマッチ箱を見下ろしている
在東邊的天空中迅速遨遊觀賞不過是徹底的白日夢
東の空を泳ぐ音速の僕が観るあくまでも空想の話（ストーリー）
耀眼的朝陽下
まばゆい朝の光の中で
漸漸成熟的果實明晃晃結出的蘋果
熟れていく果実赤々と実るリンゴ
緩緩地漂浮著模型般的排列
flying slowly and slowly 模型のような配列
感到喜悅的
喜びなんてのは
就是這些讓人意外的東西吧
案外こんなのを言うのだろう
在成熟果實的傷口中群集的蟲子那份罪孽
熟れた実の傷口に群がる蟲のその罪と
與流淌出甜蜜的懲罰之間我左右動搖
流れる蜜のその罪の間で僕は揺れる間で僕は揺れる揺れる
耀眼的朝陽下
まばゆい朝の光の中で
漸漸成熟的果實明晃晃結出的蘋果
熟れていく果実赤々と実るリンゴ
緩緩地漂浮著如奇蹟般的排列
flying slowly and slowly 奇跡のような配列
感到喜悅的就是這些讓人意外的東西吧
喜びなんてのは案外こんなのを言うのだろう