海月
砂を辿り寄せては返す
沿著沙碩行走浪潮起起伏伏
無數の意思生命が生まれる
無數的意識於此誕生
未著色の海硝子の囲いを壊して口遊む
在無色的大海我拆解了環繞的玻璃
醒めない祈り
低吟著不再醒來的禱告
隨著聲音被浪潮所吞沒
音を辿り波に溺れる
你的身影搖曳著不斷召喚我
揺らめく君私を誘う
請讓我相信
月影に映える生溫かくて優しいこの空に
在這倒映在月影上的溫熱柔美的天空中隨波逐流
流されても構わないと
也無所謂
ねぇ信じさせてみて
浮於水面的下弦月
水面に浮かぶ下弦の月
如果明日不再到來
明日が來なければいつまでも
就能在深深地夢境中輕輕低語
深い眠りの底でそっと呟く
幸福
「幸せ」
漸融於那蒼藍之中
蒼に溶けていく
浮於水面的下弦月
今夜與你身處同一世界
水面に浮かぶ下弦の月
塵封於記憶中的思念
今宵君と同じ世界で
消散於這片蒼色
記憶の中で遙か閉じ込めてた
清晨的炫光旅途的最後
想いが青に消えてく
如果明日不再到來就能一直
朝に眩む旅道の果て
在淡淡思緒的籠中輕輕低語
明日が來なければいつまでも
幸福
淡い思考の檻でそっと囁く
靜靜地睜開了沉重的眼簾
「幸せ」
重い瞼を靜に開ける