十六夜(じゅうろくや)
月の燈り飲み込んでいる
青ざめた銀ナイフ
深い海に投げたら空から落ちて來た
そんな夢を見ていたのよ
吐息のかかる胸で
どんなに愛されても顔が想い出せない
生まれた時からきっと女だったわ
肌のぬくもりをまつLAI YAI YA
夜は眠るだけのものじゃない
謎を解いて行くもの
空の遠いところで
ゆられたらゆられたら海を見た
十六夜の月が好き
咲いた花だけが知る
切なさの陰り色ふと似てる気がする
右の顔で頬染めても
左の顔は女
何処に住んでいるの私の中の私
言葉を仕掛けて
言い寄る男達を
かわす遊び覚えてLAI YAI YA
夜は眠るだけのものじゃない
謎を解いていくもの
夢と現の中で
繰り返す繰り返す白い波
夜は眠るだけのものじゃない
謎を解いていくもの
空の遠いところで
ゆられたらゆられたら
夜は眠るだけのものじゃない
謎を解いていくもの
海を見た