PRIDE
思うようには
いかないもんだな
呟きながら
階段を登る
夜明けのドアへ
たどり著いたら
昨日のニュースと手紙があった
折れたからだを
ベッドに投げ込んで
君の別れを
何度も見つめてた
伝えられない事ばかりが
悲しみの顔で駆けぬけてく
心の鍵を壊されても
失くせないものがある
プライド
光りの糸はレースの向こうに
誰かの影を運んで來たよ
やさしい気持ちで
目を細めたとき
手を差しのべる
マリアが見えた
何が真実か
わからない時がある
夢にのり込んで
傷ついて知ること
誰も知らない涙の跡
抱きしめそこねた
戀や夢や
思い上がりと笑われても
譲れないものがある
プライド
僕は歩く穏やかな愛で
白い窓辺に両手を広げた
伝えられない事ばかりが
悲しみな顔で駆けぬけてく
心の鍵を壊されても
失くせないものがある
誰も知らない涙の跡
抱きしめそこねた
戀や夢や
思い上がりと笑われても
譲れないものがある
プライド