wish
どうして
觸れるたび解けるのだろう
淡い日々を呼び戻して青い糸
(君と過ごす時間は
一瞬で過ぎていく)
(これ以上何かを望んだら
どうなってしまうのだろう)
(誰にも言えない気持ちは
いつか屆くのだろうか)
どうして
めくるたび忘れるのだろう
遠い君は御伽話手のひらに
重なる感情指先でなぞって
ふたりだけの世界
望みたい期待膨らんで消えて
惑わす言葉が透明な日を色づける
無機質なページに
內緒で口付けをして
揺れる糸を指に結んだら
そっと願うの君の元へ
過ぎゆく日々と
微かに焼けた気持ち
今すぐ連れ出して
(変わらない風景が
退屈だった毎日が)
(大切な思い出になっていく)
(この時間が
何度も何度も繰り返し)
(永遠に続きますように)