星を寫し取ったあの瞳
描摹星輝流轉的眼瞳
月が照らし濡れたその黒髪
月曜濡濕滋潤的黑髮
僕のことを呼ぶやさしい聲
用溫柔的聲音訴說著
いつも傍においておきたいと
『我希求和你永遠相伴』
願い続けた
長久以來都如此祈願
他人は咎めてくる彼女は神の娘
她是受人非難的神明之女
次期の神にでもなるつもりか?と
「你想成為下任神明嗎?」
隣眠る愛おしさだけでいい
『只求相愛共枕眠就足以
神の名前などはいらない
神之名諱等等都毫不重要』
慄きに惑う者に自由を奪われて
顫栗惶惑之人被剝奪自由
月明かり彼女の面影を夢に見る
明月皎皎她的臉龐頻來入夢
その笑顔この手に抱く為ならば
笑顏如花若是為能擁她入懷
何か失うことがあっても
無論失去什麼
躊躇いはしない
我都絕不猶豫
引き離されたまま日々が過ぎる
自被拆散以來時日荏苒
瞼の中思うあの笑顔を
惦念的那笑顏浮現眼簾
僕を待ったままあの娘は今
我所等待的那少女如今
どんな風に過ごし
無論經歷何等風雲變幻
待ち続けていることだろう…?
一定仍在等候著我吧…?
誰もが口にする彼女は神の娘
她是神明之女眾人皆云:
人が求むことなど葉わない
「她不是人類所能肖想的」
その笑顔は遠きものではないと
『她的笑顏絕非遙不可及』
幾度聲を枯らしたことか
我無數次聲嘶力竭地反駁
人々は畏れこの身
眾人生畏將我此身
十字に縛りつけ
綁縛於十字架之上
その様はあたかも神の姿のように
那位大人正有神明之風姿
あの娘だけそれを望んだはずなのに
眾望所歸的本該是那少女
朝日さえも待たずに
卻連晨曦都不願再等待她
この眼は光を失う
我的雙眼黯淡失色
誰かが泣いている
「是誰在悲泣?」
空から聲が響く
空中傳來問詢之語
「あの娘だけを愛してくれるか」と
「你依舊只愛那少女嗎?」
ずっと彼女の傍に居られるならば
『若能一直陪伴她身旁
他に望むものはないから
那麼我便再無其他念想』
目を開く綺麗な羽美しい囀り
睜開雙眼身披華羽鳴囀清音
その中に確かに感じる
心中真切地感受到了
愛おしさを
愛的存在
人の世で葉わぬ戀というならば
若這是人世所言的無望之愛
二人翼寄り添い
那麼就二人比翼
大空高く飛び立とう
高翔遠引振翅九霄吧