蛍火
ゆらゆら
蛍(ほたる)の火(ひ)
ほのかに
きよらかに
ゆらゆら
あおく燃(も)ゆ
はかなし
せつなのゆめ
こころ熱(ねつ)に震(ふる)え
明日(あす)へと行(い)き急(いそ)ぐ
キミの影(かげ)を求(もと)め
極(きわ)まる鼓動(こどう)
かの日(ひ)は消(き)えゆく
思(おも)いも残(のこ)さず ただ
月影(つきかげ) さやかに
水际(にぎわ)を照(て)らす宵(よい)
ゆらゆら
いのちの火(ひ)
ゆるりつ
尽(つ)きてゆく
ゆらゆら
ゆめうつつ
知(し)らず
夜露(よつゆ)と消(き)ゆ
散(ち)りし花(はな)をかかえ
意味(いみ)さえないままに
不毛(ふもう)すぎる望(のぞ)み
それでも
すがる
かの日(ひ)はかえらぬ
報(むく)いはかけらもなく
妙(たえ)なる 蛍火(ほたるび)
空(そら)へと升(のぼ)る育(よい)
ゆらゆら
蛍火(ほたるび)
La....la....
ゆらゆら
きよらに
La....la....
ゆらゆら
ゆらめき
La....la....
ゆらゆら
消(き)えゆく
La....la....