雪の羽 時の風
舞(ま)い上(あ)がる雪(ゆき)の羽(はね) 抱(だ)きしめた 密(ひそ)やかに
悠扬纷舞雪之羽 拥入双臂 柔情四溢
移(うつ)りゆく時(とき)の風(かぜ) 探(さが)してた 昨日(きのう)までの心(こころ)で
变幻莫测时之风 逆流寻觅 旧时的心
あの空(そら)に木霊(こだま)する泣(な)き声(ごえ)は美(うつく)しく
回响于悠悠长空 点点哀泣 何等美丽
過(あやま)ちを穏(おだ)やかに鎮(しず)めてる
将罪孽安然抚慰
ひとりきり立(た)ち尽(つ)くし
孤形只影 依依而立
訳(わけ)もなくこぼれ落(お)ちた
恍恍惚惚 心魂生怆然
涙(なみだ)さえ気付(きづ)かないままで
潸潸而泪 竟无人垂怜
遠(とお)くを見(み)つめ続(つづ)けて
痴痴遥望 无尽的远方
いつまでも感(かん)じていたよ
永永远远 把思绪相连
誰(だれ)もが夢(ゆめ)に迷(まよ)い 誰(だれ)かを傷(きず)つけてる
无人不曾为迷梦所困 无人不曾满身疮痕
それでもまた 歩(ある)き続(つづ)けて
即便如此仍踽踽而行
明日(あした)を求(もと)むなら
只为探求未至之日
後悔(こうかい)することさえ 恐(おそ)れなくてもいいと
那就莫要为往事追悔 那就莫要徒生恐惧
つぶやいてた 心(こころ)の奥(おく)で
这回荡在胸膛的呓语
この胸(むね)を癒(いや)すように
宛若将心温柔治愈
遠(とお)ざかるあの頃(ころ)の思(おも)い出(で)は 切(せつ)なくて
渐渐消散而去的 丝丝记忆 难舍难离
失(うしな)ったものたちの愛(いと)しさを
想把遗失之物的深切爱意
またここに連(つ)れてくる
重揽此地
お互(たが)いの中(なか)にあった
区区二人 深谷相阻断
深(ふか)い谷(たに) 越(こ)えてゆくことも
幽幽无底 欲渡亦枉然
出来(でき)はしなかったけれど
浅浅思索 追忆上眉间
忘(わす)れない 君(きみ)と見(み)た空(そら)
迢迢旧地 共望群星灿
孤独(こどく)な旅人(たびびと)達(たち) 誰(だれ)もがそう呼(よ)ばれて
形单影只的羁旅之众 无人不被如此称谓
一人(ひとり)きりで 歩(ある)き続(つづ)ける
与孤独为伴涉越千山
それでも信(しん)じたい
即便如此仍然坚信
風(かぜ)の中(なか)に今(いま)でも 移(うつ)ろい迷(まよ)う心(こころ)
一如既往地随风而动 那颗摇摆不定的心
きっといつか 取(と)り戻(もど)せると
终有一天能被取回般
この願(ねが)い 叶(かな)うように
追寻着飘渺的希冀
失(うしな)われたもの 消(き)え去(さ)ってゆくものに
向遗失之物 与消逝之物
永遠(えいえん)の安(やす)らぎを告(つ)げてゆく
诉说着永不会变迁的安宁
誰(だれ)もが夢(ゆめ)に迷(まよ)い 誰(だれ)かを傷(きず)つけてる
谁都会因为梦中的迷惘 而伤害到对方
それでもまた 歩(ある)き続(つづ)けて
即便如此仍踽踽而行
明日(あした)を求(もと)むなら
也依旧向前去追寻着明天的话
後悔(こうかい)することさえ 怖(こわ)がらなくていいと
就一定可以连后悔也无需害怕地
つぶやいてた 心(こころ)の奥(おく)で
直到这不安的内心深处
この胸(むね)を癒(いや)すように
将胸中的伤痛治愈
ずっと覚(おぼ)えてる 君(きみ)と見(み)た夢(ゆめ)を
一定感觉得到 与你共同的梦见
きっといつの日(ひ)か 心(こころ) 重(かさ)なって
一定在某天 会将你我之心重叠
たったひとつだけ 二人(ふたり)見(み)た夢(ゆめ)が
今生唯一一个 你我共同见证的梦境
きっといつの日(ひ)か 響(ひび)きあう時(とき)まで
终将得以延续 直到相互响应的瞬间
FIN