東京
暮れなずむ街東京
満員電車揺られ
今日も昨日と変わりのない
毎日過ごせてる私は
幸せ?それとも不幸せ?
「夢」を言い訳に
「自由」求めて始めた一人暮らし
心配する母親見て
少しだけ胸を痛めた
荷物は希望と不安
それからたった4個の鞄
都会のワンルーム
最初の夜は寂しくて丸くなる
まだカーテンのない部屋
浅い眠り目が覚めた
曇り空の日から始まった
私の東京新生活
東京幾つもの夢を飲み込んで
涙雨降らす街東京
今日という日を流されないように
強く踏みしめるアスファルト
自分は大丈夫と
思ってたホームシック
地元がずっと遠くに思えて
増えた不安
見えない未来予想図に
ヒトがあふてれる街東京
なのに孤独感じる東京
ヒト恋しさに
自分を周囲にあわせて
苦しくなった夜もあった
憂鬱な梅雨の休日に
届いたゆうパック小包
ガムテープはがしてあければ
母親からまた胸が痛い
大丈夫だよまだ微笑えてる
「ありがとう」と短く伝えるtel
誰もが日々戦ってる
この街で夢を見てる
東京幾つもの夢を飲み込んで
涙雨降らす街東京
今日という日を流されないように
強く踏みしめるアスファルト
バイト先の上司はいう
「この街は全ては自分次第
自分次第で夢だって叶うよ
自由自在」って
まぁわかってるけどさ
何人かの友はまだそばにいて
何人かの友はただ流され
何人かの友はあきらめ
何人かの友はまだもがいてる
うまくがんばれた日
何をやっても全てがダメな日
繰り返しながらも
歩いていくから
振り向いてよ東京
東京幾つもの夢を飲み込んで
涙雨降らす街東京
今日という日を流されないように
強く踏みしめるアスファルト
東京幾つもの夢を飲み込んで
涙雨降らす街東京
今日という日を流されないように
強く踏みしめるアスファルト