モノローグドラマ「催涙雨のパドル」
あのね...まゆしぃはずっと思ってたんだ
那个…真由氏一直就这样想着
私の彦星様はずっとそこに在るって
我的牵牛星一直就在那里
いつだって、どんな時でもまゆしぃの側で眩しく輝いてくれるんだって
不论何时 都在真由氏的身旁闪耀着炫目的光辉
ずっとずっとそう信じてたんだ
一直一直 我都这样相信着
あの日、大切な人を失くして空っぽになったまゆしぃを救ってくれたのは
那天 我因为失去了重要之人而陷入空虚 拯救了我的人
オカリンだったよね
就是冈伦呢
オカリンの人質になって毎日をすごす中で
在成为冈伦的人质的每一天里
まゆしぃはまた大切なものを取り戻すことができたんだよ
真由氏又重新取回了重要的东西
まゆしぃがいて オカリンがいてくれて みんなの笑顔がそこに在って
这里有真由氏 有冈伦 有大家的笑脸
それはとても大切な毎日で
那真是非常重要的日常
だけど、それは当たり前なんかじゃなかったんだよね
可是 那并非理所当然的事呢
あの時失くして分かっていたはずだったのに
那时我明明应该知道 这一切总会失去的
それでもまゆしぃはまた忘れちゃってたんだ
就算如此 真由氏还是忘记了
大切なものは、ある日とつぜん目の前から失くなってしまうかも知れないという事を
重要的东西 也许会有一天 顷刻间在眼前失去
ねぇ...知ってるかな?まゆしぃの夢
呐…你知道吗?真由氏的梦想
ずっと前に七夕様の短冊に書いた
很久之前 写在七夕的诗签上的
まゆしぃの小さな小さな夢
真由氏很小很小的梦想
「織姫様になりますように。」
「想要成为织女星。」
えへへ...なんだか恥ずかしいね
诶嘿嘿…总觉得很不好意思呢
でもあの日、まゆしぃの伸ばした小さな手をあの優しい手が掴んでくれた時から
但是那天 自从你用温柔的手握住了我伸出的手
それがまゆしぃの夢になったんだよ
真由氏就有了这样的梦想了哦
だけど、その大切な彦星様から輝きを奪っちゃたのは
可是 从重要的牵牛星那里夺走了光辉的人
まゆしぃ自身
却是真由氏自己
きっとね、怖かったんだと思う
我想 那时候自己一定是太害怕了
もしもあのままもう一度送り出しちゃったら
如果就那样送走了冈伦
オカリンはそのまま遠くにいっちゃうんじゃないか
你一定会就那样去到遥不可及的地方吧
まゆしぃの元から離れていっちゃうんじゃないかって
会从真由氏身边离开吧
そんなまゆしぃの我が儘のせいで
都怪我太任性
それまでみんなを照らしてくれた彦星様は、その輝きを失っちゃった
那般照耀大家的牵牛星 失去了自己的光辉
まゆしぃの彦星様は、今とても暗い雲の中にいるの
真由氏的牵牛星啊 现在正被遮蔽在十分黑暗的乌云之中
そして、その雲を吹き飛ばすためには待ってるだけじゃきっと駄目なんだよね
而只是一味等待着乌云被吹散的时刻到来 一定是不行的呢
あの夏、まゆしぃを救ってくれたのはオカリン
那年夏天 拯救了真由氏的是冈伦
だらか今度はまゆしぃの番
所以这次轮到真由氏了
いつまでも泣いてるだけじゃ、守られているだけじゃ嫌だから
因为我不想只是一味哭泣 一味被人保护了
暗い闇の中で悲しそうにしている彦星様を見ているだけなのは嫌だから
因为我不想只是注视着黑暗中悲伤的牵牛星了
だからまゆしぃは、私は、人質を卒業します
所以真由氏我啊 不再做人质了
オカリンは怒るかも知れないね
冈伦也许会生气吧
でもこれは私の選択
但这是我的选择
大丈夫、心配しないで
没事的 别担心
これは私がやらなきゃいけないことなの
这是只有我才能做到的事
あの日置いてきてしまったみんなの思いを、私の想いをもう一度取り戻すために
是为了再一次取回那天被抛下的 大家的回忆 我的回忆
だからお願いします
所以拜托了
夢見てた織姫様には成れないかも知れないけど
虽然我也许无法成为梦中所见的织女星
それでもいつかまたきっと、眩しく輝く彦星様の
可即便如此 我也祈祷着 希望有朝一日能再见到
大好きな鳳凰院凶真の姿を見ることができますように
闪耀着炫目光辉的 我最喜欢的凤凰院凶真的身姿