逆説と浮遊

そう言って立ち去っていく
君はいつも気紛れに
唯 感情的な衝動に任せて行動を決めるんだ
有触れた世界の代名詞のようだ

自問自答 自分の限界なんて
他言無用 理解してんだ もう
鏡合わせ 僕に残されたモノは何なんだ

屹度 解っていたんだ
僕には何も無いって事
刻々と迫る最終解答
才能の早贄 幾何学的なEnvy

なぁ 如何すりゃいいんだろう
蜘蛛の糸に縋って 救いを待っていた
僕等にとってはそれが唯一無二の方法だ
あぁ 又 立ち去っていく
僕はいつものように見限られていく
先天的劣等感 それが僕の正体だ

自業自得 自分の所為だって
誹謗中傷 反芻してんだ ずっと
離れ離れ 君が残していくコトは何なんだ

屹度 変って仕舞うんだ
僕でさえ知らない僕の事
黙々と綴る最終解答
愛情は何処へ 非科学的な変異

そうだ 屹度 伝って来たんだ
憂鬱じゃ足りないって程
続々と過ぎる人生街道
最後の晩餐に 不可逆的な艶美

屹度 変って仕舞うんだ
屹度 伝って来たんだ

屹度 解っていたんだ
僕には何も無いって事
刻々と迫る最終解答
才能の早贄 幾何学的なEnvy

そうだ 屹度 解っていたんだ
僕には何も出来ないって事
篤と苦悩する 人生街道
才能は墓場で 不可逆的な演戯