夢ならば
どれほどよかったでしょう
未だにあなたのことを夢にみる
忘れた物を取りに帰るように
古びた思い出の埃を払う
戻らない幸せがあることを
最後にあなたが教えてくれた
言えずに隠してた昏い過去も
あなたがいなきゃ
永遠に昏いまま
きっともうこれ以上
傷つくことなど
ありはしないとわかっている
[03:30.69]あの日の悲しみさえ
[03:33.16]あの日の苦しみさえ
[03:35.87]そのすべてを愛してた
[03:38.67]あなたとともに
[03:41.27]胸に殘り離れない
[03:44.41]苦いレモンの匂い
[03:47.29]雨が降り止むまでは帰れない
[02:33.17][03:58.39]今でもあなたはわたしの光
暗闇であなたの背をなぞった
その輪郭を鮮明に覚えている
受け止めきれないものと
出會うたび
溢れてやまないのは涙だけ
何をしていたの
何を見ていたの
わたしの知らない橫顔で
どこかであなたが今
わたしと同じ様な
涙にくれ
淋しさの中にいるなら
わたしのことなどどうか
忘れてください
そんなことを心から願うほどに
自分が思うより
戀をしていたあなたに
あれから思うように
息ができない
あんなに側にいたのに
まるで噓みたい
とても忘れられない
それだけが確か
切り分けた果実の片方の様に