桜
時はただ流れ
移ろう街の眺め
いつの間に君は
大人になったね
一つだけ君に
教えておきたいんだ
誰にでも來ると
別れの季節は
こごえそうな冬も
うだるような夏も
花を咲かせようと
精一杯やって來たよだから
両手一杯に
咲き誇る桜を
見てて欲しいんだ
この指先まで
夢を追い疲れ
諦めたくなるけど
一人つづみんな
時が違うだけ
一つだけ君に
教えておきたいんだ
誰にでもくると
輝くらしいだわ
粒濡れの雨も
心地よい晴れ
今日のためだけに
遠回りなんかないよ
だから
風に舞い踴れ
落ちてゆく花びら
僕を上げやがり
見せてくれるだろ
次の季節まで
少し會えないね
抱えきれぬほど
花を君に見せにまた來るよ
桜散ってゆく夜風受けひとひら
きっと殘るだろう水面にまぶたに
きっと殘るだろう水面にまぶたに
十六年と一日 專輯歌曲
歌曲 | 歌手 | 專輯 |
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冬の日の2009 | Class | 十六年と一日 |
桜 | Class | 十六年と一日 |