Luv Apple Juice -Reading ver.ルキ-
赤く濡れた林檎を握りつぶす
緊握鮮紅的禁果
滴り落ちる果汁に濡れた手を重ね合う
二人的雙手在浸出的汁液中纏繞
俺は確信して舌なめずりするが何故か躰は離れたままで
自信地舔著嘴唇身體卻不知為何而遙遠
この解凍できない心を溶かせるものはただ一つしかない
無法將其解凍沒有什麼可以熔化我冰凍的心
それが醜い罪なのか、美しい愛なのかは、赤い血の螺旋でははかりかねる
是醜陋的罪惡還是美麗的愛情在血紅的圓暈中無法測量
イブ、その優しいナイフで、この喉を切り裂いてくれ
夏娃,用那溫柔的小刀,切開我的喉嚨吧
一番奧まで、染み込む罪な言葉で痺れてみたいんだ
宛如被那滲入到最深處的、罪惡的言語麻痺
「すべて」を飲み込む蛇の様にお前に絡みつき、この牙で唆していく
如同吞噬一切的蛇緊纏著你,用獠牙引誘著你
もっと、欲しがるように、仕向けてその口に果汁を注ぎ込む
欲求更多地向我而來吧果實的汁液流入口中
口元から溢れた赤さを恥じるな罪を感じろ、
不要對從口中溢出的血紅而感到羞恥感受這罪孽
これはふたりが次へ進むために必要な儀式
這是為二人繼續前進而舉行的必要的儀式
アダムとイブになるための
為了能成為亞當與夏娃
遅れるわけにはいかないだろう
這是無法耽擱的
甘い毒で死ぬほど溶かしてやろう
讓我們在甜蜜的毒藥中溶解直到死去的那一天
もっと、もっと奧まで注ぎ込み
永遠墮落在深淵之中
禁じられた知恵をこの俺の牙で與えよう
我將用我的獠牙賜予你禁斷的智慧
黒く腐った想いで笑い合う
嘲笑那漆黑腐朽的思念
流れ出した疑問に歪んだ祈りで応える
以扭曲的祈禱回答那流露而出的疑問
楽園-エデン-の雲は晴れることはなく常に渦巻いたままで
樂園的烏雲從不散去,總是漩渦一般籠罩
この失望しきった想いが息を吹き返すことはない
轉向失望的心情再也無法復甦
あのときに死んでいるから
因為在那時已經死去
受け入れることはできなくても殘酷に時は過ぎる
即使無法接受,時間亦殘酷地流逝
お前という運命がそばにあるだけで安らげるのなら
唯有以你為名的命運在我身邊相隨才能感到安寧
イブ、愛し合う権利が俺にあるとは思わない
夏娃,不要認為愛的權利由我掌控
不死の呪いは茨の冠となってこの頭蓋を締め付ける
永生的詛咒如同荊棘之冠鉗住頭腦
怯えていたすべてを犯せばよい
反抗所有使你膽怯的事情
俺を求めれば求めるほど苦しくなるくらいに
如果你渴求我已經到了痛苦的程度
牙を奧に刺し込んだまま、眠ればいい
被我的尖牙深深刺入睡吧
胸元から込み上げた剎那の願いも真っ赤に染まっている
從心中漫溢而出的剎那的願望染成鮮紅
これはふたりが罪を犯すための禁斷の儀式
這是為二人犯下罪孽而舉行的禁忌的儀式
アダムとイブになるための
為了成為亞當與夏娃
哀しむわけにはいかない奪われた自由の中で
不要感到悲傷,因為在被奪去的自由之中
きっと永遠に続くから
悲哀一定永恆持續
望むかぎり牙を打ち込んでやる
我的尖牙將如你所願地刺入
痛みだけがすべてのものをはっきりさせるのなら
如果唯有痛楚能辨明一切
那麼、張大嘴巴
さあ、もっと口を開けろ
擠出的每一滴蘋果汁甜如鮮血
絞りとった林檎の果汁は血のように甘い
一滴也不要剩下
一滴も殘すな
用心中所有吮吸
思う存分に吸え
不要對口中流出的鮮紅感到羞恥感受這罪孽
口元から溢れた赤さを恥じるな罪を感じろ、
這是為二人繼續前進而舉行的必要的儀式
これはふたりが次へ進むために必要な儀式
為了成為亞當與夏娃
アダムとイブになるための
這是無法耽擱的
遅れるわけにはいかないだろう
讓我們在甜蜜的毒藥中溶解直到死去的那一天
甘い毒で死ぬほど溶かしてやろう
永遠墮落在深淵之中
もっと、もっと奧まで注ぎ込み
我將用我的尖牙賜予你禁斷的智慧
禁じられた知恵をこの俺の牙で與えよう