毎夜毎夜と世迷言や懐古
昨日今日と君の心配事に案とヒント思案してる
ベッドサイド空みたくシアンの錠剤
常夜燈のオレンジと秒針が急かす
「チクタク」
四苦八苦して幾何か微睡んでも
ブランケット染みたデオドラント
こそばゆい鼻腔
大好きな微粒子胸いっぱいに
(君のせいさ)
毎晩の焦燥も安堵感も感傷も
何度も何度も繰り返したはずで
いいこともわるいことも
快感も嫌悪感もハイもローもバッドも
ありきたりな幸せも
毒も薬も優しさも分け合おう
なんでも
ふたりしてワケアリで間違えてしまおう
ほら、この夜もいよいよ明けるよ
おはようおやすみ
寒空のさよなら思い出して
真夜中今更強かなフリした
エンドロール巻いた嫌悪を抱いて
浴槽溶かした溜息の數も人知れず
ハナから知ってた最初から間違いだったことも
わたしたち子供だったことも
ヤバい誤謬と甘い五十音熱に浮いて空腹に沁みてく
愛の営為病に定義オーバードーズ痛み分け
眠らない君と食べれない私何度もわからない話ばかり語り盡くして、果てて
愛の死體抱いて肥大化眠り薬ふたりで溺れよう
朝焼けの曇り空が赤く赤く燃えるよりも
暖かく愛おしい溫もりは錯覚?
咀嚼しても消化不良な不條理からもいっそ逃避
心中って悲劇もお似合いかもしれない
病めるときも健やかなるときも
朝も晝も夜も夢も現もこれからもずっと
病めるときも健やかなるときも
朝も晝も夜も夢も現もこれからもずっと