鳥葬

愛國無罪
【愛國本無罪】
哀國無殘
【國哀恨無殤】
剝皮抽腸
【剝皮抽筋兮】
陵遅処斬
【凌遲處斬之】
愛國無罪
【愛國本無罪】
哀國無殘
【國哀恨無殤】
伐西有理
【伐西行天道】
売國奴ハ死ネ
【殺盡賣國賊】

七色の河五色の空
【天空與河水現斑駁色彩】
泡立つ海溺れる魚
【海水氾泡沫魚溺死於海】
単眼の獣雙頭の赤子
【獨眼怪雙頭嬰】
禿山を照らす赤き星
【血色星辰照荒山】
亡骸の還るべき大地も無い
【骸骨歸來兮大地沉沒矣】
鳥よまだ飛ぶ空が
【飛鳥們若天空尚存】
殘っているなら迎えに來て
【則自由翱翔迎擊而上吧】
切り刻まれた體と
【去啄食殘屍塊】
歴史を啄ばみ集めて
【拼湊起歷史的碎片】

繋がれた腳捥がれた手首
【雙腳被束縛手腳被擰斷】
絶たれる種間引かれた未來
【希望已破滅未來被扼殺】
折られた筆引かれた暗幕
【筆桿折斷黑夜降臨】
噤まれた口縫われた眼
【口不能言目不能視】
魂の還るべき輪廻も無い
【魂魄歸來無法輪迴】
空よまだ飛ぶ鳥が
【天空中若尚存飛鳥】
あるなら私を連れていけ
【請將我帶走】
三本足の鴉は
【太陽的光芒】
私などもう忘れてしまった
【別再照耀我那光明已將我遺棄】