ガラススコープ
目を閉じて 聞こえないふりをしよう
あたしが君を 何とも思ってないように
うさぎさんが笑う 昨日のあたしみたい
知らなかったの 知らない方がよかったの?
ねぇ觸れた手の溫もり
初めて帰る並木道
いつものオレンジ空
二人で買ったパン
ずっとずっと続いて
もっともっと知っていく
そんな気がしたんだ
ずっとずうっと二人きり
世界はこんな素晴らしい
あたしはきっと君のため
ここに生まれてきたんだろう
一度だけなんて君が言ったから
もう一度だけ獨り佔めしたくなったの
君の伸びた髪もシワくちゃの夏服も
直してあげるのに綺麗にしてあげられるのに
ねぇ君が眠れないとき
辛くて泣きそうなときは
あたしの名を呼んでよ
どこにいても聞こえるから
だからもっと知ってよ
あたしのこともっと見てよ
君以外いらない
ずっとずうっと二人きり
未來は全部君のため
あたしはきっとこの気持ち
一生忘れられないんだろう
ずっとずっと君のため
(ほんとはずっと昔から)
あたしの全部君だけに
(君のその手で抱きしめて)
君の笑顔も泣き顔も
全部あたしだけに見せて
あたしはきっと君のため
ここに生まれてきたのだから
何も知らない君だけが
遠くで今日も笑うんだ