ミニドラマ「真琴と日記~はじまり~」
気持ちのいいそよかぜ
ウニャオォ
あっ、日記帳が
ふぁ、そういえば昨日の夜
日記を書こうとして
そのまま眠てしまったんでしたげ
よし、決めました
先ずは昨日の日記を書くことから始めましょう
では早速
えっと、昨日の日付は
うわー、チトさん見て下さい
先ほどの風で日記帳がペラペラて捲れったじゃないですか
そうしたら、なんとなんと
こちらに引っ越してきた日のペイジーが開かれているんです
ニャオ
横浜からここまで
幾つも電車やバスに乗り換えてきたんですよね
あれながらよく乗り間違えなっかたものです
ウニャニャフーッ
はい、もちろん分かってますよ
チトさんがナビをしてくれたお陰です
ほんと一人だったら
どうなっていたことやら
ニャオ
そう言えば引っ越してきた日も
今日と同じくらいとても良いお天気でした
4月だげどまだ雪が積もっていて
それがとってもキラキラしていたのをよく覚えています
その雪の欠片を手に取りながら思ったんです
これ先の毎日もこんな風にキラキラ輝いているといいなぁ~て
ウニャーウニョー!
え?噓だ、あの時は雪を食べようかどうか
考えていただけじゃなっかたげ、て
あはは、まあ細かいことはいいじゃないですか~
それにしても、不思議ですね
ついこの間のことのようで言って
なんだかちょっと懐かしいです
ウニャオ
はい、もうちょっと読み進めてみましょう