風を抱きしめて
君を感じた唇の上に
もうぬくもりも消えてしまうほど
僕の中の君は遠くに離れて
時は悲しみとともに愛を奪ってゆく
風を抱きしめて
通り過ぎて行かないで
風を抱きしめて
一人でいられない
歩き慣れたこの町並みさえ
君といるだけで輝いていたね
あの日二人で見た映畫のポスター
今は思い出とともに色があせてゆく
風に誘われて
君の聲が聞こえてる
風に誘われて
僕はどこに行くの
好きだったね口ずさんでいたメロディー
いたずらに追いかけているだけさ
風を抱きしめて
通り過ぎて行かないで
風を抱きしめて
一人でいられない
風を抱きしめて
心こわれてしまうまで
風を抱きしめて
忘れたくないから