地球儀上の夏
景色を変えてる白テント増えていく街で
遠い國のトピックスラジオで聞いたのよ
埃をはらった地球儀の回転を指で
速めてから狙いを定めて止めたら
輝いて生きていたいからと
違う道選んで
遠い空の下歩いている
あの夏追った瞳には波が見えてる
頭の上では轟音を殘してくジャンボ
名前さえも知らない海へと運んで
南からの風吸い込んでる
地球儀上の夏
抜けた空胸をしめつけるの
あなたの街の喧噪が私に屆く
それぞれに生きて輝いてる
後悔はないから
この街の光抱きしめてる
地球儀上の夏
同じ空きっと見上げている
あの夏追った耳にだけ波が聞こえる
波が聞こえる
波が見えてる