僕の放つSOS
「明日私の抜け殻がここで見つけられるだろう」
そう地図を指差し君は聲だけで笑った
昨日の僕にはそれがどんな意味かもわからず
間抜けな相槌を打っていた
どんなに科學者たちが高度な文明を作ろうと使う奴がバカじゃ無意味だ
また今日も僕らは息をしてるつもりになって
虛無ばかりをリアルだと思う
あからさまなSOSだって
察せずに見過ごしてしまった
「明日君には新しい役割を與えてあげよう」そう示されたのは見覚えのある場所だった
今の僕ならばそれがどんな意味かも
わからないはずがないのに頷いていた
いつも顔を合わせてる歯車たちは
誰も人の表情なんて見てない
また今日も僕らは息をしてるつもりになって
虛無ばかりをリアルだと思う
あからさまなSOSだって
察せずに見過ごしてしまった
どんなに科學者たちが高度な文明を作ろうと使う奴がバカじゃ無意味だ
くだらないジョ一クに使われるだなんて
きっとエジソンも思いつきやしないさ
とんなに素晴らしい通信技術も
使うやつをバカにするんじゃ皮肉だ
いつだって奇跡や不思議たちは
説明がつけられないとデマカセになる
知らないことを受け入れたくないから
頭で理解できないだけのくせに
だからまた今日も僕らは自分の目で
見ることができるものだけリアルだと思う僕が放つS0Sだつて
多分見通ごされてしまうんだ