流転吟遊
夏風、戦ぎ彼方に遊戯べ
夏風輕搖朝彼端游去
凜と澄ます夕凪越えて
飛越過凜然而清澈的夕靜之海
移り往く言葉に泣け
因流轉的言語而哭泣
明くる朝には輝く
在明日的早晨綻放光輝
在被棄之歌中斜下之月
捨てた歌に傾く月
再轉過頭時已不見踪影
振り返ればもう、居ない
那前進使人顫抖歸去令人恐懼的
往きはよいよい、帰りは怖い
遙遠之日重生
遠き日が甦る
流轉墮落毀壞哀嘆
我是從何處而生又該往何處而行
流れて落ちて壊れて嘆いて
夏風輕搖朝彼端游去
何処から生まれ、何処へ往く?
飛越過凜然而清澈的夕靜之海
因流轉的言語而哭泣
夏風、戦ぎ彼方に遊戯べ
在明日的早晨綻放光輝
凜と澄ます夕凪越えて
將搖曳之影切斷的驟雨
移り往く言葉に泣け
若是懷念便轉瞬逝去
明くる朝には輝く
在怨恨著之後殘下的幻夢時
悲傷仍繼續聚起
揺れる影を絶つ夕立
遺忘充實焦躁大喊
懐かしめば過ぎ去りて
我是從何處而生又該往何處而行
後に殘せし夢を怨めど
夏風輕搖在水上疾奔
悲しみは未だ募る
在黑暗之中展現出生命
乘著逐漸稀薄的話語
忘れて満ちて焦れて叫んで
唱奏出往昔之歌
何処から生まれ、何処へ往く?
夏風輕搖請讓我聽見吧
在時間的盡頭讓枝葉搖曳發聲
夏風、戦ぎ水面を疾走れ
注視著消失而逝的那道背影
闇の中で命を示せ
請安寧地睡吧直到永遠
霞み往く言葉に乗せ
夏風輕搖朝彼端游去
在りし日の歌を奏でる
飛越過凜然而清澈的夕靜之海
因流轉的言語而哭泣
夏風、戦ぎ聴かせておくれ
在明日的早晨綻放光輝
時の果てで枝葉を鳴らせ
消えて逝く其の背見つめて
安らかな眠りよ永久に
夏風、戦ぎ彼方に遊戯べ
凜と澄ます夕凪越えて
移り往く言葉に泣け
明くる朝には輝く