君に逢えない夏

水色（みずいろ）の毎日（まいにち）は
セミの聲（こえ）　聞（き）きながらかき氷（こおり）
遙（はる）かな入道雲（にゅうどうくも）
遊（あそ）びに行（い）こう自転車（じてんしゃ）こいで
照（て）りつける太陽（たいよう）に
目（め）を細（ほそ）めて帽子（ぼうし）かぶり直（なお）す
おもいっきし立（た）ちこぎで
風（かぜ）がびゅんと急（きゅう）に飛（と）んでった
あの丘（おか）の向（む）こうは（ah）　君（きみ）の家（いえ）で（faraway）
見（み）えそうで見（み）えない（I cant get to you）　足（あし）を止（と）める
だけどどんなに（woo）　背伸（せの）びをしても（how can I be there）
君（きみ）は遠（とお）くて（to be close to you）
どうしても（どうしてこんな気持（きも）ち）
切（せつ）なくて（息（いき）が苦（くる）しくなるほど）
「きゅん」　胸（むね）の音（おと）　消（け）すように（ah）
ただペダル踏（ふ）みまくって（ゆこう）
どこまでどこまで走（はし）って（ha ah どこまで）
でもちょっと（少（すこ）しだけそのままで）
ふり返（かえ）る（戻（もど）りたい戻（もど）れなくて）
もし偶然（ぐうぜん）　見（み）かけたとしても（woo woo woo）
知（し）らんぷりするんだって決（き）めてた
君（きみ）に逢（あ）えない夏（なつ）
絵日記（えにっき）にクレヨンで
描（えが）いてく思（おも）い出（で）　色（いろ）とりどり
ふいに風鈴（ふうりん）　チリリ
耳（みみ）を澄（す）ましそっと目（め）を閉（と）じる
毎朝（まいあさ）　（ah）　急（いそ）ぎ駆（か）け込（こ）む教室（きょうしつ） （my home room）
真っ先（まっさき）に探（さが）すよ君（きみ）の姿（すがた）　（look for secret heart）
背筋（せすじ）伸（の）ばした（ah）　長（なが）い三（み）つ編（あ）み（I have found you now）
君（きみ）を見（み）つけた（will you be with me）
なんでだろ（何度（なんど）も思（おも）い出（だ）して）
寂（さび）しいな（ため息（いき）をついてばかり）
すぐ浮（う）かんでくる君（きみ）の笑顔（えがお）　（ha）
うまく描（か）けなくって（why cant I）
何度（なんど）も何度（なんど）も消（け）しゴム（ah ah and again）
投（な）げ出（だ）した（あきらめたくないけど）
鉛筆（えんぴつ）が（君（きみ）ばかり見（み）ているのに）
カラン転（ころ）がってく白（しろ）いノート（ah ha ah）
ため息（いき）ひとつついてやっと気付（きづ）く
君（きみ）に逢（あ）いたいんだ
初（はじ）めての気持（きも）ちにぎゅっと手（て）を握（にぎ）って
強（つよ）い日差（ひざ）し浴（あ）びた焦（こ）げるような想（おも）い
どこまでも青（あお）い空（そら）　橫切（よこき）る飛行機雲（ひこうきくも）
辿（たど）りながら追（お）いかけ溢（あふ）れる汗（あせ）　伝（つた）わる
肩越（かたご）しにゆら･･･　揺（ゆら）れる
どうしても（どうしてこんな気持（きも）ち）
切（せつ）なくて（息（いき）が苦（くる）しくなるほど）
「きゅん」　胸（むね）の音（おと）　消（け）すように（ah）
そう全力（ぜんりょく）で走（はし）った（走（はし）る）
もうすぐもうすぐ君（きみ）へと（ha ah 君（きみ）へと）
だけどまた（ここからは進（すす）めない）
立（た）ち止（と）まる（繰（く）り返（かえ）しためらうだけ）
あああの丘（おか）の向（む）こうにはまだ（ha ah ah）
踏（ふ）み出（だ）す勇気（ゆうき）なんて無（な）いままで
君（きみ）に逢（あ）えない夏（なつ）