夢見草——舞台劇「月歌奇譚~夢見草~」主題歌
Mix:雨恩-あめ-
Tuning:Arata
【椛空/烏鴉】日輪駆ける光の中で落涙したのは/「驅」奔旭日之光中落「淚」的是
いつかの憧憬に見た柔らかなその聲。その顔。 /曾使我憧憬的那幼聲,那芳容。
【小亨/豆沙包】行き摺りに舞うあの言の葉が/擦肩間飛舞的片言隻語,
鳴り止まぬ程に愛しい。 /不絕於耳般惹人憐愛。
馥郁たる安らかな暖かさ戀し國で。 /懷「戀」國土浸淫於馥「鬱」安逸的溫暖裡。
【影雪/遠緣】春雪の様な海飛沫が/恰似「春」雪的「海」浪
砕ける並みに鍔迫り舞う。 /於怒濤中飛舞競鬥。
【詞典/以夏】夜の明ける靜寂に滴って/涓涓流向「夜」後的靜謐黎明,
芽吹いた葵に心寄せた。 /使我仰慕其錦「葵」萌芽。
【里哀/Arata】陽に透けるこの血潮の色/穿透朝「陽」的血潮之色,
新たな命を紡ぐ為に。 /是為了紡織「新」生而存在。
【佐倉/雨恩】始まりを告げる冥眾の隼が時代を/宣告肇「始」的冥民之「隼」,
攫って行く━━/將要帶動時代━━
【全體】━━君よ。 /━━喚君。
儚いその笑顔。 /君之虛然莞爾。
僕の為に咲いて欲しい。 /但願為我一笑。
命散りゆけども、僕が君を守ろう。 /此生雖或散如華,但我今願護君旁。
━━君よ。 /━━喚君。
儚いその笑顔。 /君其虛然莞爾。
僕の為に咲いて欲しい。 /但願為我一笑。
いつか朽ち果てる日まで、共に生き続けよう。 /直到某日腐朽之前,一同渡過下半生吧。
━━夢見草。 /━━夢見草。
【佐倉/雨恩】息絶え絶えのか弱さに今、寄り添っていたい。 /此刻我欲依偎在,尚存一息的柔弱之處。
せめての優しさになる様にと願い乍ら、/「願可化作我僅有溫柔」一邊許下夙願。
きつく抱いた。 /一邊緊緊抱擁。
【里哀/Arata】溫もりは殘酷さに負け、/溫暖卻敗於世間殘酷,
降りしきる雨に濡れてしまう。 /受滂沱大雨染濕。
【詞典/以夏】曠野の遠く喘ぐ聲が、/曠野間之逖遠喘息,
耳に焼き付いて離れない。 /猶烙耳邊未可忘懷。
【影雪/遠緣】それでも、鍔迫り合いは続く。 /然則,刀光劍影卻弗休。
紅く咲く彼岸の華が散る。 /艷紅綻放的彼岸之花正在散落。
【小亨/豆沙包】大切な日々が走馬燈の様に【椛空/烏鴉】駆け巡る最中、/珍貴的歲月如走馬燈般閃逝之時,
【小亨/豆沙包】目の前の君が【小亨/豆沙包/椛空/烏鴉】消えていく様な気がした━━/驀然察覺眼前的你似乎正漸消失━━
【全體】━━願う。 /━━祈許。
幸せへと向かう君を、日々を、この世界を。 /帶你與歲月,及此世間,通至幸福未來。
闇の先へと、光溢れる場所へ。 /步往漆暗之彼,赴向輝映之處。
━━今は。 /━━此刻。
振り向かずに生きよう。 /毫不回首地活下去吧。
いくら辛く痛けれども。 /縱使有何等艱辛痛苦。
━━いつか、何もかもが終わるはずだろう。 /━━一切,總有終焉之時吧。
━━君よ。 /━━喚君。
儚いその笑顔。 /君其虛然莞爾。
僕の為に咲いて欲しい。 /但願為我一笑。
命散りゆけども、僕が君を守ろう。 /此生雖或散如華,但我今願護君旁。
━━君よ。 /━━喚君。
儚いその笑顔。 /君其虛然莞爾。
僕の為に咲いて欲しい。 /但願為我一笑。
いつか朽ち果てる日まで、咲き誇って欲しい、/直到某天腐朽之前,請恣意怒放爭妍吧,
君だけは。 /唯君一人。
僕らの歴史を語り継ぐ、/把我等歷史傳頌下去,
その華の名前は「夢見草」━━/其芳華之名為「夢見草」━━