君と僕の記録
你和我的記錄
君と僕の記録
白天與夜晚的間隙
晝と夜の隙間で
鐘錶指針相互依偎
時計の針は結ばれ
時間好長不想停在這裡
止まって欲しくない時間がやけに長くなった
感覺最接近你的時間
君を一番近くに感じられた時間を
現在一個人描摹著橙色天空
今は一人なぞるオレンジの空
過於濃郁的香水味
つけすぎた香水の匂いから
傳達出你的緊張和害羞
君の緊張と照れくささが伝わり
我的髮型比平時更講究
いつもよりこだわった僕の髪型は
心情一定也和你一樣
きっと同じように君にも
傳達了吧
伝わってたろうな
一開始彼此都不好意思,聊聊天氣之類的話題
最初はお互い照れくさくて天気の話なんかしちゃって
明明完全不知道卻還說
全然知識もないくせに語って
人好多啊,今天好熱啊
人が多い事と今日は暑いってことを
忍耐對話中途的打斷
會話の途中途中に挾んで凌いだ
一眨眼一天也過去
瞬き一回に一日が進むように
我們的未來加速前進
僕たちの未來は加速して進んだ
停止在追求你的感情中
それを止める求める君の感情に
一點都追不上你的我
少しも追いついてない俺は
還不成熟
未熟で...
“對不起。”
「ごめんな」
I remember you.
尋找兩個人喜歡的味道
I remember you.
喜歡上了你喜歡的風景
二人の好きな匂いを探して歩いた
I remember you.
君の好きな景色を僕も好きになった
不知何時變成只有我一個人的景色
I remember you.
有點生鏽的電線桿,你的聲音
いつしか僕一人だけの景色になってた
無論多少次後悔
少し錆びた電柱君の聲
仍然離不開你
何度悔やんでも
現在一個人行走
君のことがまだ離れなくて
在和你的記憶中
今は一人歩いてる
“如果是現在的我,能幸福嗎?”
君との記憶の中
寒冷的冬天
「今の僕なら、幸せに出來るかな」
裹在毛毯裡
昨天喝了
冬の寒い日
曾戒掉的咖啡
毛布にくるまり
明明對天花板的紋路沒有興趣
昨日飲みかけてやめた
卻一直盯著看無聊的話題還在繼續
コーヒを飲んだ
“過來這邊。 ”
天井の模様なんか興味もないのに
重疊的體溫
ずっと眺めてくだらない話を続けた
靜默無言
「こっちおいで」
你又在我臂彎睡著
重なる體溫
看見那有一點點奇怪的睡顏
言葉は消えて
為了不吵醒你
君は腕の中でまた眠る
壓低聲音偷偷笑了
少し変なその寢顔をみて
難以預約的餐廳
君が起きないように
你叫我去
聲を抑えて笑った
僅僅因為便宜的菜“很好吃!”,總這樣說
無理して予約したレストラン
回家的路上,在情緒低落的我身旁
君は僕に気を遣って
笑著說:“真的很幸福。”
安いメニューばっかり「美味しそう」って言っていたね
現在什麼都可以買
帰り道情けなくて落ち込む僕の橫で
哪裡都可以帶你去
「ほんとに幸せ」って笑ってくれたんだ
但是太晚了
今なら何でも買えるし
故事的附言註解
どこでも連れていけるけど
本應該繼續的二人故事裡
それじゃ遅すぎて
遺憾,後悔,無可奈何
小説のあとがきの言い訳
I remember you.
ずっと二人物語の中にいるはずだったから
一起給我挑了土氣的衣服
悔しくて悔しくてしょうがなかった
每當穿上就會想起與你的對話
I remember you.
I remember you.
ダサい僕の服を一緒に選んでくれたっけ
現在比那時好多了吧
著るたびに思い出す君との會話
想再次見到你
I remember you.
無論如何後悔
今はあの時より少しはマシになったかな
仍然忘不了你
もう一度いま君に會いたい
現在一個人行走
何度悔やんでも
在和你的記憶中
君のことがまだ離れなくて
“如果是現在的我,能幸福嗎?”
今は一人歩いてる
你兩步三步上前,二人對視
君との記憶の中
我停下腳步望著你
「今の僕なら、幸せに出來るかな」
稍微有點久地眨了眼
君は二歩三歩先から二人をみて
睜開眼睛,你的背影已經遠去
僕は立ち止まり君を見ていた
鐘錶指針互相錯開
少し長い瞬きをしていたんだ
橙色天空帶你遠離
目を開けたら君の背中は遠くなっていた
一起走過的街道變為紫色時
時計の針はほどかれ
淚水模糊的視野清晰起來
オレンジ色が君を連れ去る
我現在一個人在走
二人過ごした街が紫に変わるころ
一個人走著
滲んでいた視界がはっきりしてきた
僕は今一人歩きだす
一人歩きだす