月と太陽だけ
會いたいはあなたが教えてくれて
楽しいを
僕が小出しにしている日常で
一體何百回目を閉じたら
転がった憂鬱を
盲目と嘲る様に笑えるんだろう
いつかいなくなって
一人で枯れていって
それは今日じゃないって
明日でもないけどって
そんな事で僕はあなたと居るのに
ちょっとズレてる世界で
ただただ背を向ける
あなたに近づいたその少しの間は
変わらずあなたの居る世界に
戻れてる気がしてさ
もう餘ってないよ
近づいていい餘白
こんなに簡単に
僕の愛は器からこぼれ落ちる
移り変わる季節を
絶えず感じ取って
嫌でも流れていくよ
まだ動けないのに
消えない想いで
今日が既に滲んでいる
僕等言えない言葉が
少しだけ芽を見せる
あなたが眺めてる
色の付いた明日を
僕が目を逸らせば
二人は簡単に一人になるよ
どろんと溶ける世界で
月と太陽だけ
どうしようもない所が似てるね
夜はまだ暗そうだけど
あえて強がりを聞いてくれ
姿が変わろうと変わらず居よう
ほんの少しの今まで通りが
ここからを照らせるように
世界で一番尊い君と
廻る天體それだけでいい
はずなのねぇ
はずだよねぇ
會いたいはあなたが教えてくれて
楽しいを僕が小出しにしている日常で
一體何百回目を閉じたら
転がった憂鬱を
盲目と嘲る様に笑えるんだろう