隣の改札で行き詰まる人の群れ
駆け込んで來たところで目の前で旅立つ鉄の箱
'夕方、雨が降る' 胡散臭い予報士に
中指立てながら出かけりゃあの子も濡女子
御手元の臓器にばかり意識をするから
躓いて大事な何かも壊しちゃうのさ
あぁ!素晴らしい世界だ なんて不平等で理不盡なんだ
それを傍目でほくそ笑んでいる僕はきっと地獄行きなんだ
さぁ!その手を伸ばして助けを乞う姿を見せてくれ
君が必死に摑もうとしているそれは夢幻さ
'他人の不幸は蜜の味'
'君のことだけが好き' 愛の無い台詞語れば
言質だと看做される世知辛い世の中なんです
誰かを見下して優越に浸るような僕らは
どの道まともになんて生きることは出來ないでしょうね
君を助ける人なんていない
君の進む道に救いは無い
君の求める先に愛は無い
一生孤獨に生きていくのさ
誰か僕のことを見つけて
誰か僕のことを助けて
誰か僕のことを愛して
愛して愛して愛して愛し盡くして
あぁ!素晴らしい世界だ なんて不平等で理不盡なんだ
それを傍目でほくそ笑んでいる僕に天國行きの価値は無い
さぁ!その手を伸ばして助けを乞う姿を見せてくれ
君が必死に縋ろうとしているそれは所詮偶像さ
'隣の不幸は鴨の味'
神様なんてものは無いし運命なんてものも無いよ
責任転嫁が得意なんだね
'君の不幸は蜜の味'