東京ヒートアイランド現象
Vocal:夏澄kasumi
「きみが、進學?」
「你要、升學?」
東京の人になる。
成為東京人。
過疎った地元
人口日漸稀疏的本地
貓、にゃーと鳴きました。
貓咪、喵嗚一聲叫了起來。
スタバついに出來た。
星巴克終於開張。
なしのつぶてのメール
杳無音信的簡訊
足首に巻いていた
纏在腳踝的編織帶
ミサンガは意地張って切れない
堅持到現在也沒斷
東京ヒートアイランド現象!
東京熱島現象!
こちらからあなたに會いたい
從這兒開始想要見你
「さあ、いっちゃおっか」
「那麼、就這樣走吧」
ライ麥畑でアルジャーノンに花束を
麥田裡獻給阿爾杰農的花
文庫二冊で足りるかしら。
不知道夠不夠兩本文庫呢。
「あ、小銭、切れてた…」
「啊、沒有零錢了…」
Music
寫真、見ていた
看過了、相片
君はレンズの向こう
你朝著鏡頭的那端
未來のわたしを
凝視著
みていたの。
未來的我。
失望を食べて
吞食著失望
少し、泣いて、鼻を、かんで
微微、哭泣著、吸著、鼻子
「わたしは大丈夫」
「我沒事的」
東京ひとりドーナツ化現象!
東京一人甜甜圈現象!
一人でミスドを食べてる
一個人吃著甜甜圈
「おかわり、カフェラッテ」
「再來一個、咖啡拿鐵味的」
スマホが私の暗い顔を寫したの
智能手機映照著我陰沉的臉
電池が切れて暗いだけでした。
手機已經沒電 只有一片漆黑
東京ヒートアイランド現象!
東京熱島現象!
おともだちパンチでゆるすよ
用好朋友拳彼此原諒
「さあ、やっちゃおっか」
「那麼、就來一次吧」
海辺のカフカでそして誰もいなくなった
海邊的卡夫卡接著人都不見了
二時間ちょっとで會えるかしら。
等上兩個多小時不知能否見到呢
「あ、定期も、切れてた…」
「啊、連定期票也、過期了啊…」
「ちょっとそこの店員さん」
「那邊的店員請等等」
「バイト募集してませんか?」
「你們在招募打工嗎?」
東京ヒートアイランド現象!
東京熱島現象!
Lalala~
東京ヒートアイランド現象!
東京熱島現象!
-END-