雫
背中にあった翼は
君と共に無くした
飛べた頃の記憶は
擦り傷の様には消えてくれない
♪
月が丘を行く
夜光蟲を引き連れて
手付かずの一日が
何も言わずに終わっていく
僕が居なくても
地球は回り続ける
君が居ないなら
僕の朝はもうやってこない
草むらで転げまわって
森の奧で眠った
何度か爭いもしたけど
それは全て永遠のため
未來の向こうへ行くため
背中にあった翼は
君と共に無くした
飛べた頃の記憶は
擦り傷のようには消えてくれない
♪
君を取り戻す
そればかり考えていた
時の濁流に
押し流されてしまわぬよう
思い出は何も語らない
縋り付くあても無い
殘った涙はあと少し
きっと君には屆かない
最後の雫が落ちていく
突然夜が弾けた
光が空に飛び散った
堪らず閉じた瞼を
開けるとそこに君がいた
背中にあった翼は
今やもう必要無い
洗い立ての太陽が
僕らを優しく照らしている
これからは大地を踏みしめて
君を抱いて歩いていこう
ナユタとフカシギ 專輯歌曲
歌曲 | 歌手 | 專輯 |
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