An Insignificant Poem
永久に続く先に屆いた溜め息
消した聲は心で叫び屆き
枯れた聲を君の傷に変えて
君を染める全てを見つけ色付け
闇に右手をかけて受けた後悔
點に觸れた朝に響く音色
摑む腕をはらう意思の標
無価値な日々は無くて進む風
見果てぬ夢を行くと決めた決意に
吹いて散る凪を聞こえた霞む空に
指で消せない広がる足跡見つけ
最後の鼓動が刻む世界を知り
冷えた奈落に落ちた悲しき使命
切れて腫れた指が線を消す
乾いた心を吊るし日差しに向けて
病んだ灰は自分を映し揺れて
受難の果で生まれた詩を記し
白くて見えぬ影に怯えた明日が
雨の空を待つ望みの祈り
曇る夜に誓いの眠りを捧げ
君を刺す光は無垢の愛に変わる
君を裏切る光は無情の愛に変わる
君を刺す光は無垢の愛に変わる
秘密の羽根に繋がる彩り