ユリーカ (10th Anniversary "Symphonic Sound Of Sukimaswitch"Live)
交差點あふれる人の波
絕え間なくすれ違う影法師
自分の輪郭がどんなか見えない
本音など決して曬さないで
適當にブラフをバラ撒いてさ
守り続けてきたスペースは
小さくて脆い
地球儀回しても
そこに僕はいない
そんなことしたって結局無意味だ
上がって升って空を貫いて
世界を見下ろす高度まで
叫んで念って鋼鐵の心臓で
目指した先は無重力だ
あの頃描いていた青い寫真
破り損なってもここにいて
ちっぽけなプライドも舍てきれず
解(げ)せない
うつむいて足元見つめるなら
今、立っている大地を無くせばいい
常識で丸めた概念を
舍ててテイクオフ
小さな一歩を
踏み出すも良いけど
いっそ違ったベクトルへ飛ぶんだ
現狀の天井を決めてしまわないで
限界を知りたくなんてないや
地平線水平線イメージは果てしなく
頭ん中は無限大だ
「心の中に住み著いている女々しい寄生蟲が
僕の行く手を遮っていると思っていたんだけど
それすらも自分が作り上げた幻想だと気づいた時
胸の淀みがスーっと消えた音がしたんだ」
上がって升って宇宙(そら)を貫いて
世界が霞むほど遠く
叫んで念って臨界を突破して
目に見える先は無重力だ
さぁどんな自分が見えるかな?
おわり