リトル・メモリー
編曲:Adoriano Spinesi
電車に揺られてく ビルの隙間を抜けて
辿り着く行き先は 僕が生まれたこの場所
懐かしい扉開け 入り込む僕の部屋
何も変わらないけど なんか照れくさいな
あの頃より随分 小さく見える机
そっと引き出しに手をかけて
開けてみた
飛び出した思い出は 今はもうガラクタで
でも幼い僕の 夢で溢れてたんだ
赤や緑色の カラフルな思い出に
僕は笑いながら ちょっとだけ泣いた
一人で出来る事 少しずつ増えたけど
それだけじゃ埋まらない 不思議な隙間があるよ
引き出したオモチャは 古ぼけて見えるのに
なんだかまぶしくって ちょっと敵わないなぁ
涙や笑い声も 無意識に押し込めて
想像してた未来の僕と
どっか違う
大きくなった腕で 掴もうとした空は
あの頃の僕より 遠くなったみたいだ
小さな手のひらで 描いてた憧れは
今も胸のどこか ずっと響いてる
忘れてた想いとか 失くしたモノもあるけど
どこにいてもやっぱり僕は... 僕だから
飛び出した思い出は 今はもうガラクタで
でも幼い僕の 夢で溢れてたんだ
赤や緑色の カラフルな思い出に
背中押されながら 一歩踏み出した