真夏の夜のユメ
僕は孤独で嘘吐き
いつも夢ばかりみてる
君は気づいてないふり
だけどそれでも抱きしめるんだ
まるで吸血鬼みたいに
君の優しさを吸い尽くしてしまう気がするんだ
一つ 終わらない悲しみが
僕らを包みこんだら
抱き合って 朝を待とう
いつか治らない傷跡も
僕ら許せるのかな
あの頃と変わらない笑顔で
真夜中 僕は夢を見て
ひどくうなされて目を覚ました
真夏の夜の暗い夢
窓の外に果てしない闇
鏡の中に映った
憎しみと死と愛と欲望とぬくもりと
そしてゆっくり目を閉じたら
君がまぶたに浮かんで
振り向いたら消えてしまうよ
もし約束のあの場所に
たどり着けないとしても
君の手を 僕は離さないだろう
君が優しく笑った
遠い世界の出来事みたいに
僕は孤独で嘘吐き
いつも夢ばかりみてる