Mirage
汗ばんだTシャツが また夏を思い出させた
汗水浸湿的T恤 再次令人回想起夏日
ポケットの振動が 8月を思い出させた
口袋里的震动 令人回想起了八月
今ではもうお決まりの 全員集合の合図
到如今已然不言而喻的 全员集合的信号
シャツを着替えたらさぁ 出掛けよう
将衬衫换下了之后 就出门去吧
一脚踢开灼烧着肌肤的太阳 一屁股坐上破旧的自行车
肌を灼く太陽蹴っ飛ばして ボロ自転車かっ飛ばして
真希望能在哪里与你偶遇呢 这样的想法奋力地踩着踏板
何処かで偶然君と遭遇したいな なんてペダルを漕いだ
山丘的那头 大海在翘首以待
丘の向こうには 海が待っている
缓缓相接起的线在描绘着 划破炎日烈阳
将一无是处的我 仅仅置于眼下
延々とつながる線が 炎天を裂いて描いた
把人变得黏糊糊的潮风 喧嚣的海浪之音
全然ダメな僕をただ 見下ろしていた
总感觉静不下心 夏日的午后一时
啊 若是能把你 带来这个地方的话
ベタつく潮風 騒ぐ波の音
如同那片海浪一般 将你夺去的话
どこか落ち着かない 夏の午後一時
不断使我的脑海沸腾 便是那闪闪发光的艳阳
あぁもしもこの場所に 君を連れてきたら
仿佛想要对我说些什么 摇曳着光芒
あの波みたいに 攫ってしまえたら
心在胸膛里回荡 质问自己“这样下去真的好吗”
视线投向 仍旧埋在沙堆里的脚
僕の脳が焦がしてく ギラギラとした日差しが
装满一大杯红色刨冰 将海市蜃楼一手拂去
何だか物言いたげに 揺らいで
若那前方有你该多好呢
胸の奥がざわついた このままで良いのかって
如是想着将视线抛下 海浪回荡的间隙映入眼帘
砂に埋もれたままの足を 見ていた
八月所挥洒下的奇迹 在胆小鬼流下眼泪之前
背负上火辣辣的盛夏 把沙子踢飞
赤いかき氷掻き込んで 蜃気楼取っ払って
その向こう君が立ってたらいいな
なんて視線を転がした 波打ち際に見えたんだ
8月が差し出す奇跡に 臆病が泣くよりも前に
照りつける真夏を背負って 砂を蹴って