アンノン
少しビターな匂い
不意にふわり思い出すの
少し速い音に
交わらない僕のビート
完璧な君の
獨り言に惑わされて
正味君はまだ
一割さえ僕を見ていない
近づいてもっともっと知って
頬の熱がいつか消える前に
「君の胸の少しの
痛みもわかってしまう」と
言う言葉が突き刺さって痛いんだ
どうしようもなく太陽は直射して
枯れた心は蒸発を繰り返した
觸れないで今はまだ
目を逸らして
大丈夫
觸れないで今はまだ
目を逸らして
裏の裏の裏を
かいた僕の言葉たちも
少し固い君に
伝わらないバイブレイション
同時並行処理
物の価値もハーフになり
正味効果はまだ
一割さえ感じられない
伴う妄想をもっと知って
頬の熱がいつか消える前に
君の言葉全部が僕には重たくて
紙のシャーシは質量でつぶれた
避けられない感情が直射して
枯れた瞳に僕は映らない
聞かないで今はまだ
耳塞いで
大丈夫
聞かないで今はまだ
耳塞いで
ぞんざいな僕という理解だけが
正しくなっていて
一度ついた傷跡は消えないかな
近づいてもっともっと知って
頬の熱がいつか消える前に
「君の胸の少しの
痛みもわかってしまう」と
言う言葉が突き刺さって痛いんだ
どうしようもなく太陽は直射して
枯れた心は蒸発を繰り返した
觸れないで今はまだ
目を逸らして
大丈夫
觸れないで今はまだ
目を逸らして