and I love...
雨だれに凍えた君の肩が濡れる
繋いだ僕の手をポケットにしまって
そんな何気ない優しさに
僕は気付けなくて
もう一度君に逢えるなら
足りない言葉を全部束ねて
彩なして包む傘になり
君を迎えに行くから
My love, and I love...
My love, and I love...
「ごめんね」ってどれくらい
君に聞かせたかな?
「ありがとう」って どれくらい
君に言えたのかな?
今は何もないこの部屋に
冬の臭いがした
目を閉じる度に思い出す
君の笑顔も聲も溫もりも
波間にたゆたう泡の様に
失せて記憶の海原へ
もう一度君に逢えたなら
枯れない想いをひとつ抱えて
春萌雨音を唄にして
君に屆けに行くから
僕の心を託して...
My love, and I love...
My love, and I love...