「雪解けたら」
雪解けたら
若雪融逝
水面に映る影に
落櫻輕輕地
そっと桜を重ねて
與水面倒映的花影交疊
秘めた想いの數だけ
只有被深藏的珍貴回憶
流してゆく
隨之流逝
凜と笑えないのは
無法凜然微笑的緣由
涙のせいじゃない
並非淚水
きっと茜に染まった
一定是怪
東雲のせい
那染上暗紅的拂曉
そう淡く芽吹く想い
那宛如嫩芽般萌發的感情
心の奧で戸惑えども
即使內心深處仍舊存有困惑
誰よりも君を愛しいと思う
“比誰都要愛你”
気持ちだけがここに或る
獨獨這樣的心情溢滿心扉
「今すぐに伝えたくて
現在馬上就想傳達給你
駆け出しそうになる
為此幾乎快要飛奔起來
でも、會えないから
但是,卻見不到你了啊
せめて剣に想いを」
那至少請讓我將這份情感寄託於劍吧
季節が移ろうたび
每當四季更迭
空を見上げて願うわ
仰望著天空祈禱
鈍く光る十六夜に
宛若黯淡的十六夜般
似た躊躇い
曖昧不明
そうすぐに霧散(き)える光
如光芒很快就會驅散霧靄般
何も殘らぬ匂いとて
哪怕是一絲氣息也好卻無法殘留
誰よりも側で微笑んで欲しい
比誰都想要在你的身旁微笑
君への愛がそこに或る
對你的愛就存在於此
「うまく笑えないのなら
如若無法展露微笑
手を握り見つめ合えばいい
握住我的手如此凝視著彼此就好
頬に伝う涙の色はきっと
順著臉頰滾落的眼淚的顏色
優しいよ」
一定是溫柔的
春の匂いが教えてくれた
是春天的氣息教會了我
雪解けの時に想い
於雪融之時將我的感情
大好きな君に向けて
連綴上愛的書信
愛の文を綴る
向最愛的你傳達而去
「今すぐに伝えたくて
現在馬上就想傳達給你
駆け出しそうになる
為此幾乎快要飛奔起來
でも、會えないから
但是卻見不到你了啊
せめて剣に想いを」
那至少請讓我將這份情感寄託於劍吧
終わり
結束