「軌跡」
九十九丸:波打つ風に舞ってる
【在風中蕩漾飛舞著的】
ひとひらの桜遙か彼方へと
【一片櫻花瓣飄向了遠方】
誰にも言えぬ覚悟
【怀揣著無需言語的決心】
あの日の運命(さだめ)と共に発(た)つ
【與那日的命運一同啟程】
螢:萎れぬ花の様な微笑みを守りたくて
【想要守護你那宛若永不枯萎的花朵般的笑容】
九十九丸:貴女と向かう路(みち)の果てに待ち受けたものを
【在與你同行的盡頭迎接早已等候已久的結局】
二人:ふたり斷ち切れぬ想い戀焦がれてく
【你我之間無法斬斷的感情愛意愈發焦灼】
亂れ落ちる滝のほとりの傍で
【在飛濺落下的瀑布旁】
薄紅に染まった頬に
【觸碰你那染上淡紅的雙頰】
螢:觸れた掌(て) 切なくて
【那雙手卻如此悲傷】
九十九丸:何も言えないよ
【什麼都無法言語】
螢:古びた筆で描くよ
【用古老的筆描繪】
鬼燈が照らす夏の影絵たち
【燈籠照耀之下夏日剪影成畫】
見上げた蒼穹(そら)の雲に
【抬頭望向蒼穹之上的雲朵】
誓った願いを思へば
【回想起許下的誓言】
九十九丸:錆びれぬ強い光色鮮やかに溢れて
【不會生鏽的光芒溢出艷麗的色彩】
螢:再び出會い剣の先で笑いかける貴女と
【再一次邂逅了在劍的前方微笑著的你】
二人:ふたり変わらぬ想いで駆け寄ったなら
【若我們怀揣著從未改變的心意奔向彼此】
失うことを恐れずに信じればいい
【就再也不會害怕失去了吧】
白露(しらつゆ)に托した想い
【寄託於白露之中的這份感情】
九十九丸:美しい朝焼けに
【在美麗的朝霞中】
螢:そっと輝いて
【靜靜地閃耀】
二人:抱き締め合えば胸にひめた
【如果能與你緊緊相擁在胸中深藏著的心跳】
鼓動が伝える愛
【會將我的愛悉數傳遞給你】
九十九丸:もう二度と離さない
【不願再次和你分開】
螢:もう二度と離さない
【不願再次和你分開】
九十九丸:永遠と呼べるものが此処にある
【名為“永遠”的存在就存於此刻】
螢:雪の軌跡(あと)に剣と
【循著雪的軌跡】
九十九丸:君を重ね
【如若能同時擁有劍與你】
凜と微笑めば——
【我便能凜然地微笑了啊——】