常咲の庭
袖が觸れ合う度実りはじけ
衣袖相觸戀心迸發
想いの種膨らみ
思念之種破土而出
今日も花で満ちる
時至今日已成花海
ただ付いて行きたい一羽の
雛鳥願飛
雛鳥も空を目指す
妾心亦隨
どうしてこれほど水面打つのでしょう
然為何仍浮於水面
風嗚呼
風啊~
風嗚呼
風啊~
日向を慕うまるで朝顔の仕草
思慕陽光宛若朝顏
心は照らされてまた息吹く
照入心底盡情生長
常咲(とこさき)の庭
吾心若花滿庭怒放
後ろ姿の肩綿毛ひとつ
望君後姿肩停雀痕
手のひらにそっと包む
輕輕摘下裹入手心
愛しい日々の栞
夾入手賬珍重留存
賑やかに歩む足音
紛紛攘攘腳步擁簇
華やかな風に揺れて
振袖翩翩華風輕撫
襷へと変わるふわり光る日々
流淌時光亦被照亮
ひとふた
一朵兩朵
吹雪けど盛り積もる水色の桜
寒風呼嘯瑞葉飛舞凝雨成櫻花開遍地
瞳を閉じていたい言葉を
雙目緊閉側耳傾聽
くださったから
君之思念已寄於心
ha ha 春夏
ha ha 春夏
ha ha 秋冬
ha ha 秋冬
ha ha 変わらず
ha ha 依舊不變
ha ha 萌ゆ
ha ha 生根發芽
風嗚呼
吹吧~!
風 嗚呼
吹吧~!
紅みを秘める青い紫陽花のような
面露羞澀慌忙遮掩紫陽漸紅
この頬照らされてまた息吹く
臉龐漸燒郎君若曦如沐春風
常咲(とこさき)の庭
(我的心已是)開滿花朵的庭院