アララト
その枝はどこにあるの?
【那枝條般脆弱的孩子現在何處】
ゆりかごに抱かれて
【被搖籃守護著】
泥の川に流されてたどりついたその先に
【被泥水河流沖擊終於抵達的那前方】
この道はどこへゆくの?
【這條道路通往何方】
正しさを疑い
【開始懷疑是否走錯了】
切り立つ岩山をのりこえてあの雲の向こうまで
【越過陡峭山壁直到雲的彼端】
僕らが空に夢見た理想はこの翼では屆かない
【我們在天空下所做的那些夢想無法以這雙翅膀達到】
もっと高く遠くへ
【向著更高更遠之處】
羽ばたき続けるのならいつか摑める日が來るだろう
【只要不停拍擊翅膀總有一天能抓住那夢想的吧】
ああ…
【啊啊...】
「アララト」
雨に濡れた若いピエロ
【被雨水淋透的年輕小丑】
幕間を忘れて
【早已忘了幕間休息】
くだらない意味とか価値とかに踴らされ続けてる
【為了毫無意義的東西為別人不斷跳舞】
ありふれた理屈で汚れた自由を求めて
【編織隨處可見的理由追求已被玷污的自由】
手を伸ばすたびに傷ついて
【屢屢伸出手卻總是再次受傷】
コンパスを失い道に迷った人間は
【逝去方向在路口迷茫的人類】
こんなにも愚かになれるの?
【竟能變得如此愚蠢麼】
僕らはまだ幼い母のぬくもりの中で泣いている子供
【我們仍是年幼的在母親的溫暖中哭泣的孩子】
愛すること死ぬこと
【愛也好死亡也好】
優しさに涙ながすことも
【因為別人的溫柔而感動流淚也好】
まだ何も知らずに
【尚且一無所知】
僕らが空に夢見た理想はこの翼では屆かない
【我們在天空下所做的那些夢想無法以這雙翅膀達到】
だからどうかこの手を引いて導いてほしい
【所以希望能被人牽著手引導】
大人になるほんの少しの間だけ
【只是成為大人為止這短短的時間裡】
終わり