黒よりまぶしいその聲で
流れゆく壊れかけた
遠い日のあの思い出
かすれゆく數多の運命の闇と手をつないで
すくわないで探さないで
忘れてしまいなさい
透かさないで照らさないで
私だけが抱きとめる
流れる水に漂う一片の花に誰が…?
流れる水の 儚い一片の花に 誰が…?
水面に揺れる その翳は…?
夜を奏でる その歌は…?
言葉にできない現在を
何度でもそう流せばいい
心を刺しとめ続ける
痛みももういらないよ
言葉にできない現在を
抱きしめてきたのなら
傷つける事なく
信じることができるだろう
離れゆく忘れかけた
遠い日のあの傷痕
消えてゆく數多の運命の闇に手を振りながら
すくわないで探さないで
忘れてしまいなさい
透かさないで照らさないで
私だけが抱きしめて
水面に揺れるその翳は…?
夜を奏でる その歌は…?
涙で汚した過去も
何度でもそう流せばいい
その手を見つめ続けてた
あの日はもういらないよ
涙が濡らした過去を
手のひらで集めたら
傷つける事なく
信じることができるだろう
その手で描いた未來が
何度でも輝くなら
強さを縛り続けてた
鎖はもういらないよ
その手で描いた未來を
そっとすくい上げたなら
傷つける事なく
愛することができるだろう
流れゆく壊れかけた
遠い日のあの思い出
すくいあげて照らしたなら
きっとまた歩き出せる