Trick or ナントカ
闇にオレンジの燈り
何時の闇にか當り前ように
南瓜はあまり好きじゃない
そう言いながらも街の中消えてつた
どうだろうこんなもんでしょう
布が餘る小さな魔女
お菓子が並べられた
ひとつ食べては喜んでいた
何処も彼処もそんな光景がすつかり定著して
同じ言葉何度も口にして置いてけぼり
黑貓鳴いた禦機嫌よう小惡魔
月に向かつて狼が吠える
ぃまぃちょく分からないTrick or ナントカ
保てない正気狂つた子供
其処らじゅうに転がってる無殘な南瓜
刳り拔かれた目で何見て笑う
そんなに興味も意味もないくせに
そう思わなきゃ何だか寂しくて
枯れ木を照らす月明かり
蝙蝠さえ見える気がする
魔法が掛けられたこの夜が少しだけ辛く
黑貓逃げたさようなら化け貓
足りない足りない口元の血拭う
目の前口を揃えたTrick or ナントカ
次から次と集まつてくる
疲れた腐りかけのジャック·オ·ナントカ
顏の中燃えるその火が消えそうに
黑貓鳴いた禦機嫌よう小惡魔
月に向かつて狼が吠える
黑貓逃げたさようなら化け貓
足りない足りない口元の血拭う
皆で聲を荒げてTrick or ナントカ
夜ほ次第に深まつてゆく
其処らじゅうに転がってる無殘な南瓜
刳り拔かれた
目の前口を揃えたTrick or ナントカ
次から次と集まつてくる
疲れた腐りかけのジャック·オ·ナントカ
顏の中燃えるその火を消した