virtual image
雨上がりの道映し出す
目の前に広がるそのショーウィンドウ
ガラス越しに見た私の姿に
寂しさにも似た想い募る
スッとポケットから取り出す
キラキラ畫面を照らす陽の光
ずっと身に著けてたスニーカー
水飛沫を上げて走りだすの
唱えた言葉一つ吸い込まれてく
誰に屆くこともなく
世界は週ってる心地よいほど
リロード重ねて
アルバムの中に寫ってたのは
ぼやけた頭の作り笑い
スクリーンの中で弾け飛び跳ね
自分らしさとか気にもせずに
でも、全てがリアルで
叫んだ言葉達が飲み込まれてく
何処に刺さることもなく
それを知らないほどわからないほど
子供じゃなかった
ずっとずっと支えていてくれてたの
遠く遠く広がる無數のコネクション
きっと大切なことだから
大きなありがとう伝えに行く
飛沫に映り込む色んな姿は
どれも全て私だった
それに気づけた今不思議なほどに
満たされてたんだ