いつか夜の雨が
いつか夜の雨が走りはじめたネ
過ぎ去るものたちよそんなに急ぐな
きみの住む街をおもいださせるネ
あの頃の愛の唄よ喜びをうたうな
きみが吐く息に呼吸をあわせながら
うたいつづけるぼくに
きみが何處へ行くのか
知らせてくれないか
かえっておいでぼくに
いつか夜の雨がきみの寢顏に
安らぐひとときよいつまで續くか
きみの眠る部屋もおなじ雨だね
でてきてくれないかいつでも待ってる
ぼくの愛の唄は子守唄になったろうか
つらく長い日々に
ぼくの愛の唄は
慰めになったろうか
色あせやすい日々に
いつか夜の雨が
いつか夜の雨が
いつか夜の雨が……