悲愁の花園「訣別の薔薇」

歪んだ“貴女”に蔦の刺が絡まる
被棘刺所纏繞的扭曲的你
赤いドレス綺麗な髪飾り
紅色的長裙綺麗的髮飾
そんな君の姿に惑わされた僕は騙され
被你這副模樣所迷惑的我墮入騙局
「震えているの？」君の細い方を抱きしめて慰めてあげる
「你在發抖嗎？」抱著你纖細的肩膀安慰著你
でもその笑顔は何？
可你為什麼在笑？
優しすぎたその瞳にいつも僕はいなくて
在那太過溫柔的眼中沒有我
偽りの涙だけが殘る
只有虛偽的眼淚殘留
「染まれ赤く…赤く…赤く…」
「染成紅色…紅色…紅色…」
甘い香り、君に似たその花は
甜美的芳香那朵花就像你一樣
引き寄せた人を愛するフリして壊してゆく
假裝愛上吸引來的人而後毀掉他
真夜中にしか咲かない君の口は毒の花
只在午夜綻放的你的嘴是帶毒的花
慰めてあげる、あの時も…今も…
我會給你慰藉無論那時…還是現在
君と出會った悲愁のこの花園で
與你相遇在這悲愁的花園
毒でもいい、もう一度君の綺麗な姿…
毒藥也好再見一次你美麗的樣子
“あなた”と過ごした季節を記憶から消せるならば
如果能將與“你”在一起的那一季的記憶抹去
もう誰かを愛することなどできないなんて言わないのに
雖然不能說無法再愛上任何人
“あなた”との思い出を忘れることができたなら
如果能忘記與“你”在一起的回憶
僕の胸の悔しさもこの涙とともに流れるのに
我心中的悔恨也與這眼淚一併流淌