愛しきPain
何も無い心(ばしょ)に咲いたものを、
摘んだならあの日に捧げよう
言葉を選(えら)ばず消せない傷を
今、伝えられたら
廻る季節の中滲む夕陽に、
どこか思い返す狂った日々へ
吐息に混じった錆びた匂い
Umm……永遠に薰(かお)れば
離れ離れになるのが、怖くて
いつも勝手に痕跡(あと)を殘してたね
目の裏の殘影(かげ)だけ——………
「………消せなくて」
愛しきpain
ひとりじゃないから
ひとりじゃないというなら
月の光がふたりを分斷(わ)かつ前に
噓をひとつ、おくれ
そっと抱きしめた壊れかけのYou(are)gone
薔薇(おもい)が散る前に——………
止まる時計の針紅い彼方に、
いつも震えながら隠した瞳孔(もの)
無難に芽生えた罪の意識
Umm……必然と言うなら
胸を締めつけられると、遠のく
いつも必死に君を求めていた
かきあげた前髪——………
「………側にいてくれ」
愛しきpain
誰かじゃないから、
誰かじゃないと信じて
銀の楔(くさび)が鼓動をとめる前に
愛をひとつ、おくれ
もう、泣かないで曖昧でもgoes on
薔薇(ねがい)が咲く様に——………
「……オレと永遠に生きてくれ……」
愛しきpain
ひとりじゃないから
ひとりじゃないというなら
月の光がふたりを分斷(わ)かつ前に
噓をひとつ、おくれ
愛しきpain
ひとりじゃないから
ひとりじゃないというなら
月の光がふたりを分斷(わ)かつ前に
噓をひとつ、おくれ
そっと抱きしめた壊れかけのYou(are)gone
薔薇(おもい)が散る前に——………
何も無い心(ばしょ)に咲いたものは、
君の為、いつでも想ってた
言葉を撰(えら)ばず消せない傷は
今、消えて、ひとつに