ピンク・マゼンダ
ベイビー生まれてきた時から
ピンクだったんだ
ちっちゃなツメを握りしめ
まだ隠してたんだ
そしておとなになった今
可愛いネイルで隠して
使うべき瞬間が來るまでとってる
守りたいひとやほどけたい愛は
やわらかな色で飾る似合う
ピンクを混ぜるんだ
ピンクで包むんだ
ずっとね一緒にいこうよ
時間も溶けあって
スマイルのくちびるも
號泣して熟してるほっぺも
記憶に散りばめて
ピンク・マゼンダ
夜明けがブルーにローズなだけで
上機嫌だった
そのタクシーは自分のだった
言う人に逢った
にっこり笑顔でかえした
バツが悪くなるくらいの
桃いろのバツをつけて先を譲る
爭いあうことや憎しみあうことで
この世界は灰にたってしまう
ピンクで癒すんだ
ピンクで生きるんだ
荒野に咲く花みつけて
はっとして泣くように
上気した興奮も
想像して翔べちゃいそうな夢も
歩いてく手を結んで
ピンク・マゼンダ
淋しいくなるたび噛んでた親指
ぼろぼろ愛しい
クロゼットのぬいぐるみ
きみが好きだった
カシスのジェラート
舌までピンクだった
初めて試した小さな水著や
失戀した封印したワンピや
全部捨てきれはしないよ
キラキラしてた
ピンクを混ぜるんだ
ピンクで包むんだ
ずっとね一緒にいこうよ
時間も溶けあって
スマイルのくちびるも
號泣して熟してるほっぺも
記憶に散りばめて
ピンク・マゼンダ
あなたとも混ぜるんだ
マゼンダ